国立大学法人横浜国立大学

ご寄附のお願い


世界水準の研究大学を目指して

 本学は、2024年開基150年を迎えます。また、戦後新制大学として再出発して75年を数えることになります。この歴史と伝統を踏まえ、その間に培った「実践性」、「先進性」、「開放性」、「国際性」を4つの基本理念として、次の150年を見据え、イノベーションを推進し、様々な改革に取組んでいるところです。21世紀は、日本を含む先進諸国は低成長と財政危機、少子高齢化、難民・テロ、感染症の拡大、環境問題など多くの困難な課題に直面しているといえます。このような時代であるからこそ、国立大学は、学問の発展と新たな価値を生み出す知の創出、イノベーションの創造に貢献しなければなりません。

 また、横浜・神奈川の都市・地域の課題解決のため、50年ぶりとなる新設学部「都市科学部」を設置し、大都市をフィールドに人文社会系と理工系の融合を活かした新しい人材養成を行なっています。教育人間科学部は、学校教育課程に特化した「教育学部」とし、教育学研究科内の「教職大学院」を充実することで、高度な教員養成の中核として役割を果たしています。「経済学部」・「経営学部」は、「国際社会科学府」と連動させ、グローバル時代に即し、データサイエンスを包摂した新たなプログラムを開設いたしました。「理工学部・理工学府」は、新たな知の創造と技術革新を導く高度な理工系人材を育成するための体制を再編成し、着実な成果を挙げています。文理融合を具現化した「環境情報学府」「都市イノベーション学府」での教育・研究活動も活発に行われています。さらに新たな学位プログラム制度を活用した大学院における分野横断プログラム「先進実践学環」も開設いたしました。このように全学的な一体改革と、世界の優秀な大学との学生交流をさらに活発化させ、グローバルに通用する実践的な人材育成を行い、世界一流の教育をめざしています。

 そうした高度な教育を支えるのは高い研究力です。研究面では、教育系、社会系、理工学系での基盤的な研究力をアップさせるとともに、先端科学高等研究院を設置し海外から優秀な研究者を招聘するなど、国際性のある高度な研究活動を推進しています。本学は、異なる分野がOneCampusに集うことを強みとした「知の統合型大学」を実現し、「世界水準の研究大学」であることを目指すことでグローバルに活躍出来る人材、地域の中核となる人材の育成を続けているところです。

 しかしながら、申すまでもなく、国立大学は厳しい競争環境に置かれており、自助努力も重ねておりますが、コロナ禍で財政状況の厳しさも増すことが予想され、「世界水準の研究大学」をめざし、世界に通用する人材、地域の中核となる人材の育成のためには、より一層の皆様からのご支援が必要です。このような趣旨をお汲み取りいただき、横浜国立大学基金へのご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。