1. HOME
  2. 活動報告
  3. 学生・教職員からの感謝の声
  4. 【コロナ禍時代の学生応援寄附金】学生から感謝のメッセージ

【コロナ禍時代の学生応援寄附金】感謝のメッセージ

マルタ大学への語学研修支援

都市科学部生

画像1.jpg
(2023年11月掲載)

この度はご支援いただきありがとうございました。この語学研修では、マルタ島という地中海の島国に約一か月間滞在し、現地の語学学校に通いながら海外の生活を送ることができました。

英語を話す難しさであったり、海外での常識であったりなど、戸惑うことも多くありましたが、この語学研修に参加したことは多くの意義があり、貴重な経験を積むことができました。一か月という短い時間ではありましたが、海外に一人で住み、すべてを自分で賄うという経験は簡単にはできないことであると思います。20歳という貴重な若い時間をこのような経験に使うことができたことは非常に良い経験となりました。

経済学部生

上永.jpg
(2023年11月掲載)

1ヶ月という短期間でしたが、数えきれないほど多くのことを経験することができ、非常に密度の濃い1ヶ月でした。世界中から集まった仲間たちと、英語力を高めるという共通の目的を持ち、一生懸命に英語を学ぶ時間が、とても幸せでした。

語学研修を通して、マルタという素敵な国を深く知ることができたとともに、国境を越えたかけがえのない友人を作ることができました。

コロナ禍で円安の大変な時期にも関わらず、ご寄附をくださった皆さま、語学留学に行かせてくれた家族や、全てをアレンジしてくださったエージェントさん、全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

英語というツールさえあれば、どんなにバックグラウンドが異なる人々ともコミュニケーションが取ることができるのだということを、改めて身をもって体感し、人生の生き方やこの世の中全体に関して、視野を広げてくれた語学研修でした。もちろん英語力、特にリスニング能力とスピーキング能力は研修前と比べて、伸びたと感じています。

教育学部生

画像2.jpg
(2023年11月掲載)

間違いなくこれまでの人生でいちばん刺激的で充実した1ヶ月でした。色んな場所に行き、たくさんの人と出会い、毎日が新鮮な経験ばかりで、そのどれもが自分の人生観を豊かにしてくれたと感じます。本当に来てよかったと自信を持って言えます。

英語が話せない、思っていることを上手く言葉にできない経験を沢山しましたが、大切なのは正しいかではなくどう伝えるかであるということも同時に学びました。日本で、座学で学んでいるだけでは体験できなかった気付きです。語学力向上はもちろん、海外に実際に行ってみることでより広い視野から自分や自分が所属するコミュニティとは何かをメタ認知することができました。
改めて皆様のご支援に感謝いたします。

教育学部生

tagawa.jpg
(2023年11月掲載)

皆様のご支援に、深く感謝いたします。語学研修では想像以上にたくさんの友達ができたことが何よりも嬉しかったです。今回の語学研修では「英語に自信がなかったとしても自分からいろんな人に話しかける」という目標を持っていました。そのような中で語学研修に挑んだ結果、同じクラスの友達だけではなく、共有キッチンで話しかけてみたら仲良くなった友達や、1人でたまたま訪れた観光地で出会った日本語を勉強している友達など、幅広い場所で新たな出会いがありました。マルタを離れた今でも連絡を取り合える関係性である為、ここでの出会いを大切にし続けたいです。
 

英語という言語を通して世界中の人と意見を交換することで、より多様な考えに触れることができました。クラスには日本人が私しかおらず、国籍や年齢も多様なクラスでしたが、そのようなクラスによる授業では、設定されたテーマに対して文化や各国独自の価値観の違いにより多様な意見がぶつかり合っていたことで想像できなかったような考えにも触れることができました。この経験から、これからも英語の勉強を頑張り続けたいと強く思いました。

国際会議・学会等への渡航支援

都市イノベーション学府 院生

WCTR picture 1.jpg
(2023年9月掲載)

コロナ禍時代の学生応援寄附金にご支援いただき、誠にありがとうございます。


私が参加した、World Conference on Transport Research Society (WCTR)は、交通分野の第一線の研究者、政策立案者、実務者が集い、3年に一度開催される交通分野で最も権威のある国際会議の1つです。この会議では、世界中の交通システムの開発、計画、設計、運営、管理に関連する革新的なアイデア、ベストプラクティス、研究成果を共有するプラットフォームを提供しています。WCTR 2023 Canada Conferenceの主な目的は、世界各国や地域の研究者、実務者、政策立案者間のコラボレーションとパートナーシップを促進することです。

WCTRカナダで、私はDevelopment and implementation of equity: implication for Mobility-as-a-Service in Japan(公平の開発と実施:日本におけるモビリティ・アズ・ア・サービスへの影響)というテーマで、日本独自の観点から交通の未来について私の見解を発表し、高齢化社会の課題にどのように取り組んでいるか、そして革新的な輸送サービスが高齢者のための公平をどのように促進できるかを紹介しました。高齢者の移動ニーズはしばしば見落とされ、MaaSMobility as a Service)が彼らの交通アクセスに与える影響を分析することが不可欠です。プレゼンテーションでは、高齢者や一般の脆弱な人々に対する交通の公平を改善するための日本のアプローチについての貴重な洞察を発表しました。


この度は、皆さまのご寄附を活用させていただきありがとうございました。

都市イノベーション学府 院生

DSC_7795.JPG

DSC_7047.JPG

(2023年10月掲載)

アジア交通学会は、アジア地域を中心に19の国・地域が加盟しており、卓越した交通研究と実践を育成・支援し、交通分野におけるあらゆる専門家の交流を活発にすることを目的としています。今回参加したその国際会議では、数日間の学術・実務研究の発表を通して、海外の研究者との議論や交流を行うことができ、参加者間で専門的な知識や知見を深める機会となりました。

 

私は上記の研究題目で、個人ごとの改札通過データを用いた、COVID-19の流行による習慣的な鉄道利用の変化に関するポスター発表を行いました。具体的には、201910月に通勤定期だった利用者について、その年月と202010月における利用頻度の変化を個人ごとに調べ、さらには、両年で利用頻度自体が高いまま変わらなかった利用者について、その利用の詳細として利用時刻の変化に着目し、利用頻度が変化しなかった中でも鉄道利用の仕方の変化の多様性を定量的に示しました。

 

この国際会議に参加し、質疑を通して有意義だった点として、海外の研究者も同様の課題認識を持っていると分かったこと、一方で研究の発展性を踏まえた貴重なご助言をいただけたことが挙げられます。この度は、ご支援を活用させていただきまして、誠にありがとうございました。

教育学研究科 院生

浅原 みなみ.png
浅原 みなみ2.png(2024年3月掲載)

皆さまからのご支援により、メモリアル高校授業研究会に主席することができました。貴重な機会をいただきありがとうございました。私は教師を目指しており、「統計分野の授業方法」「教師の働き方」「ICTの活用例」「日常生活と関わりのある数学教材」における日本とアメリカの違いを学んでいます。当研究会には来年度教師になった際に学校に貢献できる知識や経験を得ることを目的に参加しました。

 

本研究会では、2週間(1週間に5日、1日7時間程度)の学校実習に参加し、実際にクラスに入り日本語授業のTAや数学授業(Algebra, Geometry, Statistics, AP calculus)などの見学をしました。特に、高校授業研究会という高校生が自分で時間割を決め、積極的に授業に参加している様子がとても印象に残っています。

 

これらの学びをさらに深めるため、本研修後アメリカの教育現場で学んだことについて、教師を目指す学部生や院生と共に今後の日本教育の在り方について考え、来年度学校現場に入ってからも学んだことを積極的に共有し実践していきたいと思います。ご支援いただきありがとうございました

理工学府生

小林一穂.jpg
(2024年3月掲載)

寄附者の皆さまのおかげで米国渡航の機会を頂戴し、アメリカのボストンにて研究成果発表と意見交換をすることができました。本講演会はロボット研究における最大の国際学会であるIEEE(米国電気電子学会)が主催する、複数のロボットを運用する技術に関する国際学術講演会です。ボストン大学電気・計算機学部の光学研究センターで開催され、世界中から同分野の研究者が集まり研究成果の発表および発表に関する闊達な意見交換が実施されました。

 

実施者は6項に標題を示す内容で、複数のロボットを用いて領域のパトロールを行う技術について発表を行いました。本研究成果では領域を効率的に巡回するだけでなく、その進捗を効果的に運用者に報告するための仕組みを導入し、ロボットを実世界で運用するにあたり運用者がロボットを信用して使用できないという課題を軽減する技術を取り扱いました。1時間に渡って参加者に対し説明および質疑応答を行い、意見交換および今後の研究進展のための知見を得ることができました。

 

皆さまのご支援のおかげで大変有意義な渡航となり、今後の研究進展の資とすることができそうです。この度は誠にありがとうございました。

教育学研究科 院生

山近.jpg
山近2.jpg(2024年3月掲載)

この度、御寄付をしていただきました皆様のお陰を持ちまして、欧州の国際学会に無事出席し発表することができました。日本と比べて物価の高い海外への学会参加は、学生にとって出席したくてもなかなか経済面でのハードルが高く、せっかくの機会を逸してしまうこともある中、皆様のお心遣いはどれだけ大きな支えになることか、本当に心より感謝いたしております。

 

国際学会での発表は、対面でなければ味わうことのできない様々なことを感じるとともに、多くのことを吸収でき、私にとって何にも代え難いすばらしい経験となりました。この経験を活かして、今後も研究に取り組み、皆様のあたたかなお心遣いに応えられるよう精進してまいります。

本当にありがとうございました。

 

◎出席した会議の趣旨・概要

世界授業研究協会(WALS)は、教育と学習の質を向上させるために、授業研究に焦点を当てた研究と実践を促進し、発展させることを目指していいます。

この組織は、教育研究者や教育の専門家で構成されており、学習の質の向上に取り組んでいます。

年に一回、国際会議が開催されており、世界各国から研究者、学校の指導者、教師等が参加し、授業研究の経験と実践を共有している。また、参加者が授業研究に関する教育、学習、研究に関する現在および永続的な問題について話し合う場も設けられ、新たな情報や考え等も習得できるものです。

 


 

◎発表内容

・研究テーマ「多言語・多文化を背景とする子どもの多様性を尊重し受け入れる小学校への転換:小学校管理職の実践」

・発表内容

現在、学校では多様な言語・文化をもつ児童が増えています。そういった多文化背景の児童をどのように教育し、どのような組織づくりが必要なのかについて、教員一人ひとりの認識ができていない現状があります。SDGsの1つに「質の高い教育をみんなに」が提唱されていることも受け、本研究では、子どものもつ問題に焦点を当てるのではなく、多言語・多文化を背景とする子どもたちが通う小学校の校長による取組が、具体的にどのような効果をもたらすかを実証的に示しました。

 

実践を通して、教員や児童の変容が明らかになり、校長の取組を起点とした波及効果が確認された事例を提案しました。教育的示唆として、多文化する小学校における学校運営や組織体制の向上と改善のためにどのような取り組みが効果的であるのかを提言しました。

国際社会科学府生

DH master landの社長と面会.jpg
LNP GROUP Co.,LTDの社長と面会.jpg(2024年3月掲載)

この度は、コロナ禍時代の学生応援寄附金(国際会議・学会等への渡航支援)へのご賛同とご寄附をいただきまして、誠にありがとうございます。頂戴した寄附金のおかげで、今回2週間にわたり、法律実務家との研究交流集会および現地調査を実施させていただきました。

 

その成果が私の研究にとって非常に重要な材料の一環として活用されました。重ねてお礼申し上げるとともに、今後ともお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

入国する学生(日本人学生を含む)への移動支援

移動支援を活用させていただいた学生から届いた、寄附者の皆様に対する感謝のメッセージを紹介いたします。