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【国際交流基金】感謝のメッセージ

国際交流基金では、以下事業について感謝のメッセージが届いています。

 

私費外国人留学生奨学金

 

交換留学派遣生奨学金

 

外国人研究者等招へい事業

 

職員の海外派遣事業

私費外国人留学生奨学金

本学の学部または大学院の正規課程に在籍し、残りの在籍期間が1年以上ある私費外国人留学生で大学推薦奨学金登録に登録した者の中から選考し給付する奨学金を受給した学生からの感謝のメッセージです。
 

都市イノベーション学府 2021年度入学

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  (2022年3月掲載) 

この度は奨学金のご支援をいただきまして、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

修士になってから、授業以外に、様々な見学や研究テーマに関わる現場調査などの研究活動により集中するために、アルバイトの時間を減らさなければなりませんでした。現在では奨学金のご支援のおかげで、アルバイトの時間を少し減らしても生活することができまして、大変助かっております。奨学金をいただいたことで、自分の中に少し余裕ができ、学業に専念することができております。

今、一人前の研究者になるために、修士として勉学や日常生活に毎日頑張っております。これから、社会人として、人々の日常の暮らしをさらに便利にし、生活環境をさらに快適かつ安心にしたいと考え、社会に貢献できる人間を目指してまいります。
今私が学業に専念できるのも、寄付してくださったたくさんの方々のおかげでございます。皆様に心より御礼申し上げます。改めて、心より感謝申し上げます。


 

国際社会科学府 2018年度入学

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 (2022年3月掲載)

私は私費外国人留学生として、学術交流奨励事業 YNU奨学金をいただきました。
卒業後、私は研究を続け、大学教員を目指し、学問を通して高等教育と学術研究に貢献したいです。博士課程に進学してから、コロナの影響で、人と交流するチャンスが減りました。しかし、今年は非常勤講師として、日本語スピーチ能力を鍛錬しました。教えることの素晴らしさを実感したことで本格的に教員の道を決意しました。将来は統計データをうまく活用することにより、社会資源を有効に利用し、人々の生活に便利をもたらすようにしていきたいです。さらに、日本と中国の学術交流を深め、両国のコミュニケーションを推進し、日中の友好な国際関係に自分の力を尽くします。

これからもご支援くださった皆様への感謝を忘れず、将来の夢を叶えるためにより一層研究に励んでいきます。本当にありがとうございました。


交換留学派遣生奨学金

本学の正規課程の学生を対象にし、日本学生支援機構による海外留学支援制度(協定派遣)の採用者を除く希望者の中から、選考の上、支給する奨学金を受給している学生からの感謝のメッセージです。
 

経営学部 2019年度入学

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(2023年9月掲載)

このたびは奨学金のご寄附をありがとうございます。おかげさまで、この1年無事に交換留学をすることができました。
私は中学生の頃から海外で生活したい、グローバルな環境で働きたいという夢を持っていました。実際大学も韓国から日本へ留学していましたが、もう一回チャレンジし、今まで興味を持っていたマーケティングを勉強し、英語力をネイティブのレベルまで引き上げるために1年間イギリスで交換留学をしました。

交換留学を通して、専攻科目への知識と語学力はもちろん、その社会の一員として生活しながら西欧の文化と彼らの価値観を理解をするようになって視野が広がる経験をしました。そして交換留学を通して得た専攻科目への知識、異文化理解力と語学力を基に外資系のIT企業に就職することになりました。私が学業に専念できたのも、寄附してくださったたくさんの方々のおかげです。皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

経営学部 2021年度入学

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 (2023年9月掲載)

この度は、ご支援いただきありがとうございます。皆さまのおかげで、留学生活を無事に終えることができました。現地では国際交流を中心に、語学勉強、クラブ活動、課外実習などさまざまな経験をすることができました。その中で、言語の壁を越えてできた友人との思い出は、かけがえのないものとして心に残っております。

この経験は、私の将来の人生に大きな影響を与えるとともに、自身の成長につながったと感じております。この留学を通して学んだ多様な価値観や考え方を活かして、この先国際的に活躍できる社会の一員となれるよう、精進してまいります。

また、ご支援いただいた皆さまに恥じぬような人間になっていきたいと思っております。充実した留学生活を送り、貴重な体験をすることができたのは、皆さまからのご支援のおかげです。誠にありがとうございました。

経営学部 2020年度入学

この度は交換留学派遣生奨学金を受給させていただきましてありがとうございました。1年間の留学を終えて帰国した今、イギリスの大学で学ぶ機会を得られたことを改めて嬉しく思います。はじめは何もかもが新しく、慣れないことばかりで日々目の前のことに向き合っていました。日々全力で過ごし続けた結果、段々と充実感を感じることができ、多くのことを吸収することができたと思います。

私自身将来はグローバルに働いてみたいという漠然とした好奇心のもののようなものを持ち、留学をしましたが、現在は、留学を通して今まで知らなかった世界を見ることができ、より将来に対して明るく、エネルギーを持って挑戦していけるように思っています。これからは留学を通して得たものを糧に次のステップに進みたいと思います。ご支援をいただきましたこと、改めて感謝いたします。誠にありがとうございました。

 (2023年9月掲載)

経営学部 2020年度入学

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 (2023年9月掲載)

この度は、交換留学派遣にあたり奨学金を受給させていただき、ありがとうございました。私は、物価の上昇や円安という留学生にとって厳しい時期での留学に、不安がありました。当初目指していたアメリカでの交換留学という目標をあきらめずに達成することができたのも、皆さまからの温かいご支援のおかげであると考えています。

留学先では、アメリカという地で学生生活を送ったからこその経験をたくさんすることができました。この経験を通して得た全てのことを、今後の人生に活かしていきたいです。本当にありがとうございました。

経済学部 2019年度入学

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 (2023年9月掲載)

皆さまからご支援いただいたことにより、マルタ大学で交換留学と就活を両立させることができました。「いつかヨーロッパに住んでみたい」ではなく、今すぐ行動に移せるのであればそうしたいという思いで、マルタ共和国で交換留学することを決めました。日本への留学を通じて、様々な人に出会うことで成長してきたため、更に全く違う環境に身を置き、新たな環境で学びたいと考えておりました。

既に卒業単位は揃っていましたが、できるだけ多くの知見を得たいと思い、マルタ大学のFinance学部で、英語の勉強と共に資金調達と関連したEquity Marketsの科目を受講しました。マルタ大学では多様な価値観に接しながら「多様性のある環境」について再考する良い機会を得ることができました。

留学経験を通して学んだ柔軟な思考を活かして、就職後は仕事において慣れたやり方に固執しすぎない社会人を目指したいと思います。皆さまからのご支援に心から感謝申し上げます。

 

経済学部 2022年度入学

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  (2022年3月掲載)

学部2年次から1年間イギリスのイーストアングリア大学に交換留学に行った際に交換留学派遣生奨学金をいただきました。派遣大学先ではディスカッションやグループワークが多く多様性や文化の違いについて話し合うことが多くあります。授業以外でもソサエティのイベントやフラットメイトなどとのコミュニケーションを通して刺激的で学びの多い日々を過ごすことができています。また、日本文化を伝えるイベントを運営する機会もありイギリ自国の文化についても振り返る機会がありました。

大学での授業や生活に加えて、クリスマス休暇やイースター休暇を利用してイギリス国内だけでなく、フランス、スペイン、ポルトガル、チェコ、ドイツなど多くの国や地域に旅行することができました。旅行を通じ言語の壁を越えた人々との交流や美術や建築など多くのことを学ぶ機会と貴重な経験をさせていただいています。
留学で学んだ多くのことをこれからの生活に活かしていき、自らの成長につなげていきたいです。

 

都市科学部 2019年度入学

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  (2022年3月掲載)

ドイツで1年間交換留学をするにあたっては、環境先進国のドイツで専攻の建築を学びたい、EUの内部で生活してみたい、色々な国の人とかかわり、そのうえでドイツ語・英語力も上げたいという主な動機がありました。

留学中は言語面の壁に加えて、周りの学生と同じプロジェクトに取り組むため不足する知識や技術を補う必要があり、大変でもありましたが、周りの助けを借りながら成し遂げるかけがえのない経験を得ることができました。

長期休みを利用したヨーロッパ内での旅行は、建築や自然を見たり現地の人の話を聞くなど濃密で貴重な時間を過ごすことができました。旅行のためには日々の生活費や学業にかかるお金に加えての出費が必要でしたが、奨学金の存在はこれらすべての出費をやりくりするのに非常に助けとなりました。
私の留学を支えてくださった大学と日本の家族、留学中にお世話になったすべての人達に感謝いたします。

経営学部 2019年度入学

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 (2022年3月掲載) 

私は、交換留学を通して様々な経験をすることができました。
まず、いろいろな国から来た人に出会うことができました。交換留学を通して出会った友達は一生の宝物であると同時に、友達との会話を通して様々な文化に触れ得ることができました。また、日本にいるときよりはるかに多様なバックグラウンドを持った人々と日々コミュニケーションをする中で、自分自身を改めて客観的に見つめ直すこともできました。

私は、交換留学中に自分を客観的に見つめ直したことで、自分が将来何をしたいのかを見つけることができした。現在では、その夢に少しでも近づくために勉強中です。

最後になりますが、この度は交換留学に際し、奨学金を支給してくださり、誠にありがとうございました。交換留学を通して得た経験は私にとって一生の宝物です。これからもこの経験を糧に、世のために役に立てるような人になれるよう、努力していきたいと思います。

 

経済学部 2019年度入学

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 (2022年3月掲載) 

奨学金の提供、非常に感謝しています。
私は大学に入学した時から大学時代に留学を経験したいと思っており、コロナウィルスの弊害もありながら去年見事実現することができました。コロナ禍への中国留学には、生活費もさることながら高騰した航空券、隔離費用の自己負担など追加料金も発生し、その際にこの横浜国立大学学術交流奨励事業の奨学金提供は経済的な面での大きな支えとなりました。

留学によって、私は新たな環境で挑戦し、日本での生活のみでは得られなかったであろう異なる価値観や文化を実際に経験し、学びや自信を得ました。新型コロナウィルスの普及によって開始時期が1年遅れたり、費用がかさんだりといった弊害がありましたが、それ以上に留学をしてよかったと思っています。

この留学を通して得た知見や学びは今後自分の人生を大きく動かしていくと思いますし、何らかの形で大学や日本に還元したいとも思います。重ね重ねですが、留学を奨学金という形で支えていただきありがとうございました。

外国人研究者等招へい事業

本学に所属する教員で海外に在籍する研究者と共同研究を行う等で研究者を招へいする際の支援を受けた教員からの感謝のメッセージです。

 

(2022年10月掲載)
受入研究者:都市イノベーション研究院 教授 菊本 統

招聘研究者:Matteo Ciantia(Lecturer at University of Dundee, UK)

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2022年3月のオンライン打ち合わせの様子(左段上から:Matteo Ciantia講師、崔瑛 本学准教授、Rahmat Kurniawan 本学博士後期2年(インドネシア留学生); 右段上から:私、Ali Ushman本学博士後期1年(パキスタン留学生)、Macro Previtali ダンディー大学博士後期3年(イタリア留学生))

国際交流基金のご支援をいただいて令和元年12月に英国・ダンディー大学のMatteo Ciantia講師を招へいして共同研究を行いました。もともとは、私がポスドク時代に書いた地盤の力学モデルに関する論文に彼が興味を持ってくれて、いろいろ検証してくれていたことがきっかけで彼と知り合いになりましたが、招へい中は研究セミナーで講演をしてくれたり、私のグループの院生達と積極的に交流して目からウロコが落ちるようなアドバイスくれたり、お互いの相互理解も深まり、非常に有意義な期間になりました。また、招へい期間中、Matteoさんは毎日、私の自宅に来て夕食を一緒にとり、家族ぐるみの付き合いもはじまりました。

招へい期間後、期せずしてコロナ禍で直接の行き来が難しくなってしまいましたが、招へい期間中に意気投合したかいもあって、2週間に一度のペースでオンラインの研究ミーティングを継続しています。ときおり冗談や家族の近況報告も交えながら、時にはひざもとに子供を抱きかかえながら、日英双方の同僚や院生も交えていろいろなテーマについて相談し、研究を進めています。幸運なことに招へいの翌年からはMatteoさんと私で申請した英国Royal Societyの研究助成にも採択されて、国際共同研究がより活発になりました。
 

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共同研究で実施している粒状材料の力学試験の様子(実施しているのは本学博士後期1年のAli Ushmanさん)

コロナ禍でのオンライン会議の普及によって国際的なコミュニケーションはより手軽に、より活発になりました。しかし、意義ある成果をあげるためには侃々諤々の研究討議も必要です。そのためにはお互い気心がしれた研究仲間であるという信頼関係が大事です。

信頼関係を築くには直接、顔をあわせてのコミュニケーションも重要で、国際交流基金の招へい事業はその機会を提供してくれる仕組みだと思います。そのような貴重な機会を与えて下さった基金の関係者の皆様に感謝しつつ、今後もこのような機会が本学研究者に提供され続けることを切に願っています。

職員の海外派遣事業

研究者の国際経験を養い、海外とのネットワークを形成するための派遣事業です。支援を受けた教員からの感謝のメッセージです。

 (2023年9月掲載)
研究者:教育学部 教授 田中 秀毅
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令和4年度教職員海外研修制度により、2022年10月26日から2023年3月25日までの5カ月間、米国スタンフォード大学で研修させていただきました。コロナ禍により延期を余儀なくされましたが、3年目にして渡航できたことに感謝しております。スタンフォードは全米でもとくに物価が高い地域であるため、本学国際交流基金の補助により大変助かりました。当該基金の原資は本学へのご寄附であり、温かいご支援に対してこの場を借りて感謝申し上げます。

スタンフォード大学は世界ランクでトップクラスの評価を受けており、たくさんの研究組織を有しています。私の研究テーマは英語と日本語の名詞修飾表現の比較なので、東アジア研究センターに客員研究員として所属し、英語と異なる日本語の特徴を研究されている松本善子教授に指導を受けました。英語と日本語の決定的な違いは、英語では主語や目的語といった文法機能が修飾関係のかなめとなるのに対して、日本語では出来事や状況に関わる個体(人・物)であれば文脈の支えにより修飾関係が成立することです。たとえば、「夕食にピザを食べた残り」では「残り」が修飾されていますが、食べたピザを指していないのに修飾関係が成立します(「食べたピザ」であればthe pizza I ate for dinnerのように英語でも表せる)。

また、言語の意味や談話機能に関する授業をコンピューター・サイエンス専攻の学部生や大学院生とともに聴講しました。最近話題の生成AIに未知の語句の意味解釈をさせ、人間のそれと比較するといった興味深い考察も拝聴しました。研修の終盤には、自分の研究成果を東アジア言語研究ワークショップで発表し、所属教員や院生から有益なコメントをたくさんいただきました。また、授業で知り合った学部生から日本語会話サークルに招待してもらい、日本語と英語の違いについて議論しました。

掲載枠の都合ですべては書ききれませんが、スタンフォード大学での研修はとても充実した経験でした。このような貴重な機会をいただいたことへの感謝の気持ちを忘れずに、本研修で得た経験を今後の研究・教育にできる限り生かせるように努めてまいります。